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5月12日プレスリリース

2020年05月12日 20:37
 

本日は第109回「国際看護師の日」という特別な日である。今年「看護師の日」のテーマは「看護師に敬意を捧げ、手を携え感染拡大に打ち勝つ」である。ここに、上海市衛生健康委員会を代表し、全市の看護従事者に心よりのご祝福と崇高なる敬意を表し、お慶びを申し上げる次第である。

当市における衛生健康事業の発展と共に、近年、上海の看護師のチームも絶えず充実してきている。現在、上海市の看護師は9.71万名で、衛生技術関係者総数の45.5%を占め、ここ5年で看護師の人数が28.8%増えた。そのうち、学部以上の学歴を有するのは37.76%で、男性看護師は約2.1%、35歳以下の割合は59.64%となっている。

現在、看護サービスの理念はすでに「疾患中心」から「患者中心」へと変化し、サービスのモデルも「患者の心身健康ニーズを軸に」という方向に変化しつつ、患者に全面的な看護サービスを提供する取り組みが展開されている。上海における看護サービスには三つの大きな特徴が見られる。

一、看護師の育成システムが絶えず完備し、看護師の専門性とサービス能力が向上している。上海ではすでに「新人看護師の職場研修―専任看護師の適任研修―スペシャルティ看護師の昇任研修」という三段階の研修教育システムが形成されている。市看護学会は、集中ケア、創傷・オストミー・失禁管理、血液浄化等のスペシャルティ領域の看護師研修を1.5万名以上行い、当市における看護師のスペシャルティ看護技能を大いに伸ばすことができた。患者から高く評価されるスペシャルティ看護の「ブランド」も数多く表れ、例えば、復旦大学付属腫瘍病院のPICC看護、上海交通大学医学院付属瑞金病院の乳腺疾患看護、上海交通大学医学院付属仁済病院の糖尿病看護管理、海軍軍医大学第一附属病院の困難創傷ケア外来などである。

二、優れた看護が絶えず推進され、看護サービスが地域コミュニティと家庭まで延長しつつある。早くも2010年から、上海ではすでに「優れた看護キャンペーン」が始まり、優れた看護資源が末端へ展開されるように、継続的に推進されている。現在、全市すべての二・三級病院では既に優れた看護のフルカバーが実現されており、地域衛生サービスセンターでも絶えず特色ある優れた看護サービスの創出が行われている。「インターネット+看護サービス」と長期介護保険制度を通して、優れた看護サービスが地域コミュニティと家庭へ延長することも進められている。近年、継続的訪問看護を提供する「ブランド」も多く見られ、例えば、長寧区天山地域衛生サービスセンターの「美小護」サービスにより、年間2000人以上の訪問看護サービスが提供されている。

三、看護専門人材が絶えず成長し、学術的レベルも向上している。上海市は看護専攻の学歴教育と総合力向上を重視し、既に3つの病院で看護専攻博士課程が開設されており、5つの病院で看護専攻修士が募集・育成されている。臨床看護に関する研究、看護器具の革新に関する展示・審査会、臨床看護成果の表彰などが積極的に行われ、看護の品質向上にもつながっている。また、看護学科は国際の学術研究にも積極的に参与しており、復旦大学の看護学科は二回続けて世界の看護学科トップ100にランクインし、看護学院の胡雁院長ら3人はアメリカ看護アカデミーのフェローにも選任されている。全市で国際看護或いはその他の学術組織に加盟し、その委員等の職を務めている看護師は50名近くもいる。

上海における看護師チームの専門性向上は、感染対策の際に果たされた看護の重要な役割の土台を固めてくれた。新型コロナウイルスの感染拡大を前に、当市の看護従事者は進んで呼びかけに応じ、国のために家族と離れ、恐れずに感染対策の第一線へと身を投じた。

湖北省を支援する上海医療チームの中に、1041名の看護師がいて、総数の63.13%を占めている。彼らは危険に向かって出発し、患者を助けて難関を乗り越えてきた。その年齢は22歳から55歳まで。支援チームの看護師の中では、「90後(1990年以降生まれ)」はすでに44%にも上り、チームの主力となっていた。

上海の新型コロナウイルス肺炎確定患者の治療救助の中で、全市20以上の病院から400名以上の看護師が市レベル指定病院の陰圧病室に派遣され、軽症患者のケア、重症患者の治療救助、院内感染の対策、病室の科学的管理等の仕事に当たり、治療案、技術と方法を的確かつ効果的に実施し、その力強い保障が最終的に患者の治癒・退院につながっている。各レベル医療機関の発熱外来、道路上の検査ゲート、隔離観察施設など第一線で奮闘する看護師たちも、それぞれの職場で、みな感染予防コントロールのために重要な貢献をしてくれた。

看護は崇高かつ神聖な仕事であり、白衣の天使とは、命をもって生命を守り、心をもって人心を暖めてくれる人々のことである。上海衛生健康事業の重要な一部分として、多くの看護従事者たちは優れた技術と高尚なる職業精神を最大限に見せてくれた。大衆の生命健康を守り、全国民の健康福祉を増進させるうえで掛け替えのない役割を果たしているのである。ここに、改めて敬意と感謝を申し上げたい。

おめでとうございます。

次に、症例等の状況をご報告する。


一、症例状況:

5月11日0時から24時にかけて、新型コロナウイルス肺炎新規国外伝染確定症例はなかった。

5月11日0時から24時にかけて、新型コロナウイルス肺炎新規地元確定症例はなかった。

5月11日24時現在、累計320例の国外伝染確定症例が報告されており、そのうち治癒・退院295例、入院治療中25例(うち重篤1例、重症1例)となる。尚1例の疑い症例が検査中である。

5月11日24時現在、累計339例の地元確定症例が報告されており、そのうち治癒・退院332例、死亡7例となる。検査中の地元疑い症例はない。

5月11日24時現在、医学観察中の無症状感染者はない。

本日午前、新たに4名の患者が退院し、いずれも中国籍男性で、新型コロナウイルス肺炎確定症例と診断されて、市公共衛生臨床センターに転院して治療を受けた。医師と看護師らの心のこもった診療と看護により、専門家グループから、国家衛生健康委員会新型コロナウイルス肺炎確定症例の退院基準を満たしたと判断され、本日退院することとなった。退院患者の健康管理を最善に行うために、医療機関は患者に対して必要なフォローアップ・観察を行っていく予定である。


二、治療状況:

全力で新型コロナウイルス肺炎確定患者の治療を遂行している。発熱外来管理を継続的に強化し、予備検査・診療仕分けと発熱外来の作業プロセスの厳格化により、院内感染を防いでいく。

各レベルの医療機関は常態化予防コントロールと日常医療サービスの両方ともに注力し、時間帯別予約制を一層進め、受診プロセスを最適化し、院内感染予防コントロールを最善に行ったうえで、秩序正しく日常の医療サービスを展開し、市民の受診ニーズによりよく応えていく。

市衛生健康委員会は引き続き、医療機関における院内感染予防コントロールと学校における感染予防コントロールに対する監督指導を展開し、各種場所に対する衛生監督検査を適切に行っている。

上海市は、国内外における目下の感染状況の発展に基づき、各種措置を一層完備させ、徹底している。常態化予防コントロールをしっかりと、確実に、細かく徹底するという共産党市委員会、市政府の配置に従い、「外部からの伝染と内部の感染拡大再発を同時に防ぐ」という方針を全面的に徹底し、都市の出入り口・宿泊施設・交通機関・各業界現場・教育機関・発熱警戒観測施設など、カギとなるポイントに対して、常態化予防コントロールの全段階クローズドループ管理を強化し、発見の早期化・処置の迅速化・対策の的確化を追求し、医療機関・学校・地域コミュニティなどの予防コントロールを確実に強めていく。愛国衛生運動と合わせて、居住環境を改善し、市民の自己防護意識と能力を向上させ、マスクの科学的な着用、密集場面の自粛、こまめな換気と消毒など、ヘルスリテラシー(健康面の素養)を高めることによって、共に常態化予防コントロールを遂行していきたい。