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5月18日プレスリリース

2020年05月18日 20:36
 

一、症例状況:

5月17日0時から24時にかけて、新型コロナウイルス肺炎新規国外伝染確定症例はなかった。

5月17日0時から24時にかけて、湖北省から来た新型コロナウイルス肺炎確定症例が新たに1例増えた。

当の確定症例は湖北省戸籍で、湖北省潜江市に常住していた。5月14日夜、就職活動のために、鉄道で上海入りし、当日地下鉄2号線で移動、ホテル「麦居賓館」に宿泊した。5月15日に、自ら東方病院南院に行き、実験室検査を申請し、血清学検査の結果が陽性だったため、直ちに医療機関で隔離入院観察となり、その後、症状が現れた。5月17日、市疾病予防管理センターによる核酸検査でも陽性となった。その疫学行動歴、臨床症状、実験室検査と影像検査結果等の総合的判断により、確定症例と診断された。患者本人によると、鉄道や地下鉄の乗車、上海で外出の際、ずっとマスクを着けていたという。

現在、既に上海で追跡判明された濃厚接触者は21名、すべて集中隔離観察が実施されている。当症例がかつて活動した場所と交通機関に対して、既に終末消毒が行われている。さらに、関係する省に対しても、現地での活動経路と濃厚接触者の確認をするように、状況を伝えている。

5月17日24時現在、累計326例の国外伝染確定症例が報告されており、そのうち治癒・退院309例、入院治療中17例(うち重篤1例、重症1例)となる。尚4例の疑い症例が検査中である。

5月17日24時現在、累計340例の地元確定症例が報告されており、そのうち治癒・退院332例、死亡7例、入院治療中1例となる。検査中の地元疑い症例はない。

5月17日24時現在、医学観察中の無症状感染者はない。

当市は4月9日から、企業・事業機関が業務・生産を再開するために、一部の従業員に対して核酸検査を行うことを支持している。4月22日から、当市では個人が自主・自費で核酸検査を予約できるようになっている。5月15日24時現在、合計60000人以上の検査が行われており、結果に陽性がなく、受けたいものがすべて受けられるようになっている。我々は引き続き核酸検査の関係作業を最善に行っていく。


二、治療状況:

全力で新型コロナウイルス肺炎確定患者の治療を遂行している。発熱外来の管理を継続的に改善し、117ヶ所の発熱外来の能力整備を強めている。発熱外来における隔離観察スペースの強化、発熱外来標準化整備の展開、発熱外来における医療従事者と関係スタッフの増員を行っている。条件の整った医療機関では、発熱外来専属CTの設置を段階的に増やし、継続的に核酸検査能力の整備を強化していく。発熱外来のサービスプロセスを最適化し、疫学行動歴の質問を強化して、14日以内に関係地域の渡航・居住歴、接触歴を有する者のスクリーニングを厳格に行っていく。同時に、地域衛生サービスセンターの発熱観測警戒診療室の整備を確実に強化していく。

各レベルの医療機関は常態化予防コントロールと日常医療サービスの両方ともに注力し、時間帯別予約制を一層進め、院内感染予防コントロールを最善に行ったうえで、秩序正しく日常の医療サービスを展開し、市民の受診ニーズによりよく応えていく。

市衛生健康委員会は引き続き、各種場所に対する衛生監督検査を適切に行っている。

社会各界の意見を十分に聞いたうえで、5月11日、上海市愛国衛生運動委員会、上海市健康促進委員会が正式に『上海市民健康合意』を発表した。その合意は、衛生健康部門が市民の防疫と健康意識が高まっている中で、時の流れに沿い、市民の意見と知恵を結集し、打ち出した愛国衛生と健康促進の措置であり、上海市公衆衛生大会精神の徹底、健康上海行動の推進、常態化感染予防コントロールにとって重要な意義がある。

合意が発表されて、社会で大きな反響を呼び、市民から「一人ひとり共に健康上海を築き、自分から健康的な行動をとりだそう」という声が上がっている。市民に合意の核心的情報と具体的内容をよりよく理解していただけるように、我々は合意にある「八つの『しない』と十の『してほしい』」ことに基づき、「『上海市民健康合意』18のQ&A」も作った。合意及びそのQ&Aの作成には四つの原則を現している。

一、常態化予防コントロールの思考を堅持すること。合意は常態化予防コントロールに立脚し、感染予防コントロール期間中に形成された市民の健康的な行動が健康的な生活習慣へと変わり、更に固まるように、促していく。

二、基本的な健康理念を堅持すること。合意は世界保健機関WHOが提唱する「合理的な食事、適度な運動、禁煙と飲酒制限、心のバランス」という健康の四大基盤と「上海市民ヘルスリテラシー核心情報」等の基本健康理念に従うもので、全体的に健康を促進するというシステマチックな思考が見られている。

三、健康面での悪習慣の断ち切りを堅持すること。合意は公共環境と市民の健康に影響を及ぼす主な問題に焦点を絞り、従来にある頑固な問題点を取り上げる一方で、新しく現れた悪い習慣にも注目している。特に、勝手に痰を吐くこと、歩きたばこなど、市民から不満の声が上がっている健康面での悪習慣が対象となっている。

四、健康的なトレンドの創出を堅持すること。愛国衛生運動が生活習慣の改善を促し、新しい社会道徳を広める役割を生かして、市民に広く参加してもらえるように動員すると同時に、上海が持つ「開放的、革新的、包容力のある」という都市の品格を現すこともでき、新しい健康的な生活スタイルをリードし、「健康上海」という新たな局面を開いていく。

今後、我々は市愛国衛生運動委員会の各メンバー機関と連携して、重点的に以下の三項目に取り組み、合意の徹底を推し進めていく。

一、社会的宣伝活動を強化すること。「18のQ&A」をもとに、更に公益宣伝動画とピクトグラム・アイコンを打ち出し、チラシ・ポスター等の宣伝アイテムの配布により、合意を宣伝・提唱する良好な雰囲気を作っていく。

二、素養教育を繰り広げること。市教育委員会と連携して、小中高生の公衆衛生安全と健康教育の内容に合意を盛り込んでいく。2020年市民健康知識読本の編集の際、合意の内容とその解釈を盛り込み、800万世帯以上の市民家庭に配布していく。

三、合意の実施徹底を推進すること。各区、各街道が、市民を広く動員して、合意の実践に取り掛かり、段階に分けて合意の実施徹底を推進するように、手配していく。近いうちに、市民の防護意識強化と取り箸・取りスプーンの使用推進等を重点として促進していく。公衆衛生上、危害が比較的に大きく、市民の苦情が強い関連行為に対し、関係するプロセスを通して、公衆衛生関連の立法を推進し、法治をもって、公序良俗と健康的行動を促していく。