本日午前行われた上海市感染予防抑制に関する記者会見で、市衛生健康委員会が以下の内容を報告した。
1月26日0時~24時にかけて、当市では1例の新型コロナウイルス肺炎地元確定症例が報告された。症例の状況は以下の通りである。
当症例は黄浦区に常住し、21日に診断された確定症例の濃厚接触者(兄妹関係)である。1月21日から既に集中隔離観察となり、期間中に症状が現れた。その疫学行動歴、臨床症状、実験室検査と医学画像検査の結果等を総合判断した結果、確定症例と診断された。
昨夜、ネットでは疾病対策スタッフの作業状況を映した動画が拡散されたが、それは協働予防抑制メカニズムを通して、患者の疫学調査に関連する場所と人員に対するスクリーニング・疫学調査・検体採取と消毒作業をやっているわけで、ご心配なさらないでほしい。現在、既に検査した関連人員・環境サンプルの核酸検査結果は陰性である。
前述症例に関連する接触者にはいずれも集中隔離医学観察措置が徹底されている。症例の関わった場所に対して既に終末消毒を行った。現在、16例の地元確定症例はいずれも市公共衛生センターで治療を受けている。うち一般症14例、軽症2例で、対症治療が行われている。
1月26日24時現在、累計380人の濃厚接触者が追跡判明され、現在すべて集中隔離措置が徹底されている。うち370人は核酸検査結果が陰性で、残り10人は確定患者と診断された(既に公表された16例の確定症例に含まれている)。
濃厚接触者の濃厚接触者として、累計1021人が追跡判明され、現在すべて集中隔離措置が徹底されている。核酸検査の結果はすべて陰性である。
累計41038人分の関連人員スクリーニング検査が行われ、現在既に関連の管理措置が徹底されている。うち41025人分は核酸検査結果が陰性で、3人は確定患者と診断された(既に公表された16例の確定症例に含まれている)、残り10人は検査中。
関連場所の物品、環境に対して検体採取を行い、累計4949点のうち、陰性4914点、陽性の35点は、いずれも確定症例の住居・勤務場所関連である。